気になる、めまい ~これは何?~

気になる、めまい ~これは何?~

このページは2018年7月に再編集させていただきました

 

めまい、というものは沢山の表現の伝え方があります。

 

「ふわふわ」「ぐるぐる」「揺れる」「真っ暗になる」「チカチカ」「飛行機やエレベーターに乗った時のような」…などなど

 

日本語の多彩さは素晴らしいと感じる昨今ですが、今日はこの擬音、体の具合を訴える言葉について、
皆さんの気になるめまいについて、伝えていきたいと思います。

 

なによりも、一番は各専門機関に受診するして自分の体の状態を判断して下さい。

 

簡単に解説した「めまいとは?」という記事もご参考下さい。

 

 

ふわふわするめまい -浮動性めまい-

 

・体が「ふわふわ」する。
・飛行機やエレベーターに乗るような、浮遊感
・雲の上を歩くような感じ
・体が宙に浮くような、足がついていないような感じ
・頭がふわーっとする感じ、など

 

この、ふわふわするめまいのことを「浮動性めまい」と言います。

 

一般的に「良性頭位発作性めまい」が多いとは言われていますが、考えられる疾患としては

 

・脱水
・貧血
・低血糖
・脳梗塞
・脳出血
・脳腫瘍

 

などの症状の一環で表れることがあります。

 

もしろれつが回らない、動悸が激しい、頭痛や手足のしびれなどを感じたらすぐに病院で診察を受けましょう。

 

「良性頭位発作性めまい」は耳の中にある「耳石」が違う場所に入り込んでいるものなので、「良性」ですが
あまりにも頻繁に続く場合は、耳石をもとに戻すためのストレッチを受けに行くと、悩みが解消する場合があります。

 

 

くるぐるする、目が回る -回転性のめまい-

 

・自分を中心にぐるぐる回る
・周囲がぐるぐる回る
・ものが上下や左右に移動するような違和感

 

という表現で多いのは「回転性のめまい」です。

 

この、「ぐるぐる」に関するめまいでも「良性頭位発作性めまい」である可能性もあります。
他に考えられるものが

 

・前庭神経炎
・メニエール病
・脳梗塞
・突発性難聴

 

などになります。主に耳に原因があるときに起こりやすい、と言われています(稀に脳のこともあります)

 

 

歩くとふらつくような、ぐらぐらするめまい -動揺性めまい-

 

・体がぐらぐら揺れている
・ふらふらする(歩くとふらついている)

 

こちらの表現は「動揺性めまい」と言われています。

 

よく、「回転性のまめい」を起こす病気が慢性的になったりしたときや、薬物の服用あとにおこったり、小脳による疾患の際に多いものです。
考えられる疾患としては

 

・脊髄小脳変性
・脳梗塞
・悪性発作

 

ということが考えられます。自己判断は禁物なので、一度診察を受けに行きましょう。

 

 

目の前が真っ暗になるめまい -立ちくらみ-

 

・立ち上がったときに、目の前がクラクラ
・立ち上がったときに星がキラキラ
・長く立っていると目の前が暗くなる

 

こう言っためまいでよくあるのは「起立性低血圧」が考えられます。
その他にも

 

・鉄欠乏性貧血
・脳貧血
・低血圧症

 

などの可能性があり、自己判断は禁物なので、一度診察を受けに行きましょう。

 

 

吐き気を伴うめまい


吐き気を伴うめまいは、安静にしていれば収まることもあります。

 

「良性頭位発作性めまい」の場合も多いですが、頻繁に続いたり、他のしびれなどの症状がある場合は、病院を受診して下さい。

 

こうゆう場合のめまいは「耳鼻咽喉科」の病院を訪ねて検査をしてもらうのが一番不安の取り除けるでしょう。

 

 

動けない、または長時間続くめまい

 

めまいは、周りの景色がグルグル回転して見える回転性と、体がフラフラする非回転性と、大きく二つに分類されます。

 

いずれの場合も、症状が軽かったり、すぐに治まったりするようであれば、多くの場合は血圧や薬、アルコールなど深刻な原因ではありません。

 

 

しかし、長時間続いたり、動けないほど重いという場合は、これは疾患が原因になっていることがあるため、注意が必要です。

 

激しいめまいの症状が現れる疾病の代表的なものとしては、「メニエール病」と「前庭神経炎」があげられます。

 

めまいは耳の異常から引き起こされることも多いのですが、メニエール病はその一つです。

 

メニエール病のはっきりした要因は分かっていませんが、内耳にリンパ液がたまって水腫ができるためと考えられています。

 

回転性の強いめまいが突発的に起こり、30分から長い場合は数時間に渡って続きます。同時に、吐き気、冷や汗、難聴や耳鳴りなどが現れるのが特徴です。

 

これらはめまいと連動しており、めまいが治まれば一緒に治まるのも特徴です。治療は、水腫を改善させるための利尿系の薬剤や、内耳神経を回復させるために末梢神経改善剤などの投与が行われます。

 

前庭神経炎は内耳の前庭神経に障害が起きる病気です。こちらも原因は明確ではありませんが、発症する前に風邪のような症状が出ることが多いため、内耳へのウィルス感染が考えられています。

 

メニエール病と同じように、動けないほどのめまいが突発的に起こり、数日から1週間も続きます。吐き気や冷や汗をともなう点も類似していますが、耳鳴りなどがないため区別がつきます。

 

めまいは3週間ほどで治まりますが、体のふらつきは長いと半年くらい続くことがあります。治療はめまいや吐き気を抑える薬など対症療法的な治療が行われます。

 

 

最後に

めまいというのはたくさんの症状があり、それによって原因が違ったりするため、自己判断で「大丈夫」と思うのは危険です。
まず、医療機関への診察を受けて、自分の体の状態を確認しましょう。

 

自律神経などの不具合による方は、少しでも軽くするための知恵などをご紹介していますので、ぜひ参考にされて下さい。