季節によるめまい -春夏秋冬-

春夏秋冬季節によるめまい

このページは2018年7月に再編集させていただきました

めまいというのは状況によって様々なことが作用して、起こります。

その原因を知るためには、病院を受診して診察することが一番になります。

ここでは、季節ごとでおこりやすいめまいについて、記載していこうと思います。


春の時期にあるめまい



春の時期は冬からの季節の変化で、気候や温度が安定しません。暖かくなったとおもったら、すぐに寒くなったりして体も忙しなく対応しています。

そして、行事としては卒業式や入学式、初めて社会人になったり、環境も目まぐるしく変わる季節。

「五月病」なんて言葉もあるくらい、ストレスが掛かりやすく自律神経を崩しやすくなっています。

この時期は暖かい服装をするようにして、適度な運動、副交感神経を刺激するために40度以下の温めのお風呂にはいると予防に繋がります。

花粉症



花粉症と言えばくしゃみや鼻水、目の痒みや涙とった症状が一般的ですが、実は花粉症により、頭痛やめまい、発熱が引き起こされる、ということもあるのです。

著者も春はよく気分が悪くなり、移動中や仕事中等、辛い思いをすることがあります。

一見、無関係そうに見えるめまいと花粉症。これには複数の原因が考えられます。

 ◆情報伝達経路の阻害
 通常、人間は三半規管、耳石器といった内耳にある平衡感覚器から大脳皮質に情報を伝え、平衡感覚を保っています。しかし、花粉症で多い量の鼻水が発生すると、それが繋がっている耳に渡り、内耳から大脳皮質への情報伝達を阻害してしまうことがあります。そうなると人は平衡感覚が不確かになり、めまいを引き起こします。



 ◆空気の通りが悪くなることによる睡眠障害
 花粉の時期になると、朝起きた時に喉が痛い、何時間寝ても寝た気がしない、というような場合、鼻づまりで酸素が脳に行き届かず、しっかり睡眠をとれていない可能性が高いです。このまま起きて活動を行うと、めまいを引き起こす確率が高くなります。

月別花粉症の症状


1~3月

1月はハンノキが原因とされます。この花粉は実は6月頃まで続きます。そして2月になると有名なスギが出てきます。
これは皆さんもご存知の通り4月くらいまで続きます。

ちなみにスギは北海道や沖縄にはほとんど存在しません。

つまり2つの地域ではスギ花粉は他の地域に比べて少ないということになります。しかしその代わりといってはなんですが、北海道はシラカバ花粉が多いという地域特性があります。

話を戻して3月になるとヒノキやオオバヤシャブシが出てきます。これらは4月頃まで続きます。

4~6月
4月にはコナラやリンゴがあります。これらは5月くらいまでです。

他にもイネ科のカモガヤ、ハルガヤ、ホソムギなどがあります。これらは7月くらいまで続きます。

ちなみに6月は梅雨のため花粉が出にくい季節です。

もし花粉症のような症状が出るならそれはカビアレルギーの疑いありです。

7~9月

7月は上記のイネ科が続きます。そして8月になるとブタクサが出てきます。これは10月まで続きます。

そして8月終わりから9月終わりまでヨモギが出てきます。他にもイラクサなどがあります。つまりキク科の花粉がこの季節は強いです。

10~12月

10月は上記のキク科が続くのとセイタカアキノキリンソウというものがあります。これは11月くらいまで続きます。

冬は花粉が少ない傾向はあるのですが、残暑が厳しい年はキク科の花粉が長引き、スギが12月くらいに舞い始めるという結果もありますので注意しましょう。


花粉症によるめまいの対策


 ◆アレルギー薬を処方してもらう
 一番おすすめなのは、この方法でしょう。花粉症の原因や症状は人によって異なり、市販の薬ではあまり効果がない、というような場合もあります。耳鼻科等、専門の医療期間に行き、花粉によって引き起こされるアレルギーそのものを対策するのが一般に、最も効果があります。

 ◆花粉の侵入を防ぐ
 お仕事等で忙しく、なかなか病院へ行けない方もいらっしゃるでしょう。その場合、出来るだけ花粉を粘膜へ侵入させない、というのが、効果的な方法になります。自宅には空気清浄機、外出時にはマスクや花粉対策専用のメガネを使うことも効果的です。

 ◆食生活を改善する
 日々の食生活を改善していくことも、花粉症には効果的です。具体的には、鼻の粘膜を強化するビタミンアを含む食べ物、レバーやほうれん草、春菊を多くとること。体を温める生姜やねぎをとることが奨められます。


夏の時期にあるめまい


夏の時期に多いめまいといえば「脱水症状」が上げられます。

汗を一気に掻いてしまうと、体中の水分が失われます。これが「脱水の状態」

水分がなくなるということは、血液の中の粘度が増加するのです。

粘度が増加するということは、血流が滞ります。この血液の滞りが「めまい」を起こしているのです。

この脱水は入浴や就寝後にも起こりやすいものです。お風呂に入った後にめまいが起こりやすい、という方は脱水状態の可能性が高いですね。

脱水症状によるめまいは、水を事前に飲むことで解消されます。

お風呂に入る前のコップ1杯・就寝前のコップ一杯で大分、変わってくるものです。またオフロに入った後、起床後の一杯も効果的です。


その他に夏バテの一つ「クーラーによる冷え」もあります



冷えというものは、昔から「万病の元」とも言われていますね。過ごしやすい生活ですが、体の不調には敏感にならないといけません。

夏バテは冷房やクーラーが原因であることも。

汗を流して発散する夏という時期にこんな状態が続くと、体は不調を起こしてしまいます。

体の体温を調節する機能である「自律神経」が不具合を起こしてしまうのです。

めまいや耳鳴りを始まりにして動悸や、不眠、イライラや神経過敏など症状は人それぞれ。

その原因の一つにクーラーや冷房、薄着の生活があげられるでしょう。

夏バテといえば夏の暑さからくるものと思われますが、最近のそれだけではなく、

室内と屋外の温度差による体の不具合が起こる方も少なくありません。

冷房やクーラーの中に長時間いると冷えからの肩こり、まめい、胃や腸の不調など様々な不具合が起こることがあります。

冷房やクーラーによる冷えからの夏バテの予防方法

1、服を着込む

夏の暑さで半袖やノースリーブを着る時期ではありますが、室内では春・秋くらいの服装でいたほうが良いでしょう。

何故なら会社などでは冷房やクーラーの温度調節ができにくいからです。

特に、首周りや足首まわりをスカーフやレッグウォーマーで包むと良いです。

首周りは肩こり解消に、足首周りは下半身の冷えに対応しています。


2、体を温める食材を食べよう

体を温める食材というと、基本的に冬野菜や根野菜になります。

・玉ねぎやニラ、長ネギ
・かぼちゃやニンジン
・紅茶

ただ、やはり夏ですので、体を冷やす食材が多いですね。
トマトやきゅうりやナスなどは夏野菜としては代表的なものです。

秋の時期におこるめまい


秋も、春と同じように、気温の変化が激しい季節です。お盆が終わってイベントラッシュが近づく間の季節でもありますね。

特に秋はその傾向が顕著です。それはやはり季節の変わり目が関係し、日々の温暖の差が体に影響を及ぼします。
それが神経に対して、悪影響を及ぼしてしまう場合があるのです。

また夏のエアコンが、神経の状態を悪くしている場合があります。体が冷えている事により、神経系の一部が異常になってしまう事もあるのです。

いわゆる秋バテの一種と考えて良いでしょう。
そういう背景がありますから、冷え対策で予防するのは大切です。

やはり体がむやみに冷えてしまいますと、どうしてもめまいの発生率も高まってしまうからです。
特に有効なのは、入浴の習慣付けです。人によってはあまり入浴をせず、シャワーだけで済ませている場合があります。
しかし、それは体を冷やしてしまう原因になりますから、あまり良くありません。
ですから秋の時期になったら、ちょっと入浴は心がける方が良いでしょう。

それと、早めの休息も望ましいです。そもそも目まいというのは、身体の不調サインの1つなのです。
それがエスカレートしますと、さらに厄介な状態になってしまう場合があります。ですからその症状が出てきたら、まずは休むことが肝心です。

一番肝心なのは、やはりバランスの良い食生活です。上記の鳥肉のような話を聞きますと、それだけを食べるという選択肢も浮上しますがそれはよくありません

食生活の偏りは、かえって目まいを悪化させてしまう傾向があります。

鳥肉を意識する事は大切ですが、それと同時に栄養バランスを心がけると、目まいも解消されやすくなります。

また、栄養の偏りなくというと野菜をたくさん食べてしまう方もいるでしょう。

野菜などには体調を整えるために必要な「自律神経」の切り替えに必要な栄養素は「ビタミンB1」も豊富に含んでいますが、実は野菜などに含まれるビタミンは水溶性で、食事で摂取してもすぐに体の外に排出されてしまいます。


冬の時期におこるめまい



冬になり、寒くなると様々な体の不具合が生じがちです。その中の一つに「めまい」が挙げられますが、なぜ冬になるとめまいが起こりやすくなってしまうのでしょうか?

人によってはひどいめまいがして、病院を受診したことのある方もいらっしゃることでしょう。

しかし、特に体の臓器等が原因となっていない場合、こうしためまいは冬の寒さが原因となっているケースが大半です。

冬は室内では暖房器具を用いて体を暖めますが、この時は血管は拡張しています。

こうした状態で寒い屋外に外出すると、広がっていた血管が徐々に収縮していき、そこに血液を流そうとして圧力が加わってしまうことで今度は血圧が一気に上昇してしまい、これがめまいの原因になってしまうのです。

また、こうした温度変化がたびたび起こってしまうと自律神経も乱れてしまい、体のいろいろなところに不具合が生じてしまいますが、この一つがめまいということもあり得ます。

前述の通り、冬は寒さで血液が収縮してしまいますが、体が体温をキープしようとして、今度は血流が停滞がちになってしまいます。

血流悪化は脳や耳へと運ばれる酸素や栄養素の量を減らしてしまうばかりでなく、平衡感覚も狂わしてしまうので、このようなことが原因となってめまいの症状を引き起こしてしまうのです。

冬のめまいを予防するにはどのようなことを行なえばよいのでしょうか?

これまで見てきたように、温度の変化や血流停滞が原因でめまいは引き起こされてしまうので、体を冷やすことなく、防寒対策をきちんと行なうことが重要になってきます。

このとき、気をつけなければいけないポイントがあります。それは、耳の周りを特にあたためるということです。

防寒対策というと服をたくさん着込む方は大勢いらっしゃいますが、めまい対策としてうっかり見落としてしまいがちなのが耳の周りの防寒です。

耳の周りの血流が悪くなってしまうと、よりめまいに直結してしまう恐れがあるので、マフラーや耳あて、そして帽子などでできるだけ耳を覆うようにしながら、あたためることを心がけましょう。

また、就寝時は布団から頭が出てしまっていますが、よくめまいを起こすという方は、こうした際に頭や耳が冷えてしまっているので、寝室を少しあたためたり、就寝用のキャップをかぶるなどして、めまい対策を行なうとよいでしょう。

このように、冬のめまいは急な温度変化や寒さによる血流悪化、そして自律神経の乱れが原因となります。体を冷やさず、なるべくあたたかい恰好で過ごすことがその予防となります。

インフルエンザ


インフルエンザの症状のひとつにめまいがあります。特に高熱後にめまいを感じることがあります。

そもそもめまいとは、目が回るようなくらくらとした感覚が出ている状態をいいます。人間には姿勢やバランスを保とうとする機能が備わっています。

しかし病気やストレス、急激な血圧の変動などが原因になって、そのバランスがとれなくなったときにめまいが起こります。
めまいには

● 自分の身体や大地が回転しているような感覚を伴うもの
● よろめくようなふらつき感やふわふわと宙に浮かんでいるような感覚
● 血の気が引いて意識が遠のく立ちくらみ

などのパターンがあります。
インフルエンザの場合、感染してから1~2日で発症し、強い倦怠感、寒気、38度を超えるような高熱といった症状を伴います。

その後4~5日してから熱がおさまり、鼻水やのどの痛み、せきやくしゃみといった症状が出ます。インフルエンザの後半になってめまいを感じるケースです。

インフルエンザウイルスが耳の中の前庭神経に入り込むと、三半規管という身体のバランスを保つ器官の刺激を脳幹部に伝える働きを阻害します。

このため、めまいやふらつきが起こることがあります。


インフルエンザの終わりかけにでてくるのは「中枢性めまい」が主


インフルエンザの終わりに出てくるめまいは、人間の平衡感覚をつかさどる耳の中の三半規管や、運動を制御する小脳に異常が出ておこる「中枢性めまい」が多いといわれています。

長時間の高熱によって三半規管や小脳のバランスが崩れてしまうことがめまいやふらつきの原因とされています。

めまいが起こったときには静かな場所で横になり、安静を保ちましょう。楽な姿勢をとって気持ちを落ち着かせましょう。

焦りや不安がめまいを悪化させることもあるので、安静にすることが大切です。

インフルエンザの後半に出るめまいは一時的な症状で、通常は1週間~10日くらいで症状がおさまるので過度の心配はいりません。

ただ、その期間をすぎてもめまいが気になる場合は耳鼻科を受診するほうがいいでしょう。


最後に


春夏秋冬、いつもでめまいが起こるじゃないか!と思う方、そのとおりです。

体というものは丈夫だけれども繊細でもあり、何が原因で引き起こるのか、症状がでないとわかりません。

まずは一度、医療機関にて、診察を受けて自分のめまいの原因を知りましょう。